囲碁の流行定石6つの変化で完全解説

2018-01-21

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今日は、流行布石についてご紹介したいと思います。

有段者なら常識ともいえる、この定石
流行定石の紹介です。

しかし変化は複雑で、ハメテも多く含まれます。

まずは、この形の特徴から見ていきましょう!

流行定石を図解します。
少し見にくいですが、まとめてみました。

黒地はあわせて30目くらい
白地は右辺を10目左辺厚み

とみると
次は黒番なので黒が地で先行し、白が厚く構えている布石です

一般的には白の厚みが勝るという見解の人が多いようです。

この場合、右辺の厚みが左辺の厚みと連携すると白はすごく打ちやすくなります。

そのため、黒は左辺を割るようなイメージで打ち進めていくことが大切です。

右辺の黒は地にはからいですが、中央への発展力は0といっていいほどなので、白の厚みには常に注意しながら打ちましょう。

では、この形の変化図をひとつずつ見ていきましょう!

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①白満足

白有利の変化図です。
すみから抑えるとわかりやすくなります。
白2が手筋で若干白が利かしている感はあります。

②白軽快

黒の失敗図です。
1とかかえるのは黒の失敗図です。
白2から白4とアテを決められて右辺を守られるとうまく白に捨石をされた形です。

③利かされ

この定石もやや白が有利です。
何も打たないでいると、次に白18-五のハイが大きなところです。
この形には黒からも後続手段があり

黒からの狙いがあります。
黒1の打ち込みは白の薄みを狙った手です。
部分的に白2は仕方ないですが、こうなれば黒よしです。
しかしここで、

白のうまい手筋によって黒の工夫は失敗になります。
白2と様子を利くのがうまく、黒1はこの場合すぐには打たれなくなりました。
この図は白地が大きく白よしです。

④おだやかな定石

穏やかな定石です。
黒は1とのびる手があります。
白は4まで利かしたあと、定石に戻ることで右上に味を残すことができます。
次に黒が守ると、手割り上黒のほうが効率が悪くなっているのがお分かりになると思います。
プロの実践例もあり、ほぼ互角の形です。

⑤ハメテ

これは黒からのハメ手です。
いかにも難しそうな手ですね。
これも詳しく見ていきましょう!

(1)ハマリver1

これは白ハマりの定石です。
素直にさえぎるのは、黒の注文どおりです。
4と分断され、白の苦戦は明らかです。

(2)黒満足

これも黒が有利の変化です。
筋っぽくつけてみても、冷静に渡られて黒地が大きく、黒満足です。白はまだ弱みも残っており、黒優勢です。

(3)部分的正着

白の正着はブツカリです。
部分的には、ブツカリが正着です。
しかし、すぐに打つのは黒4と切られ、黒のほうが優ります。

(4)ハメテ破りの定石

白の正解図はこちらです。
先にツギを決めるのが正解です。
この図は定石の図よりも白の厚みが強いため白満足です。

黒が反発しても白は満足の定石です。
黒の反発には相手をせず、右下を固めます。
この白4子はまだ完全に死にきっておらず、双方最善の図で互角です。また、黒2で単に10もありますが、白は同じように対応して結局はこの図に戻ります。

⑥白のハメテ

今度は白のハメ手です。
この場合、先にカケツギを打ちます。
その理由は、はめやすいからです(笑)
このカケツギはとんでもない変化を含んでいます。

(1)黒不発

黒はこの変化では不満です。
とりあえず咎めたいところですが、やはり白2のブツカリが好手、この図は互角です。

(2)黒の応手

黒は定石どおりに受けるのが正しい。
冷静に引けばよいのです。
対して白2と頑張るのは直で3と打ち込まれて困ります。この石は取れないので白は分断されて大変です。
よって白は

これが正しい定石。
ヒラキくらいのものですが、このときにカケツギよりもカタツギのほうが優るため、白のカケツギは損な手なのです。

以上を踏まえて、定石の手順が完成したわけです。

特にこのハメテは複雑なため、秒碁などの早碁では有力で、プロの実践にも出たことがあります。

さいごまで読んでくださってありがとうございます。
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