【囲碁定石】小林流研究part1

2018-05-20

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今日のテーマは小林流です。
小林流の基本布石

一時期黒の必勝布石とも言われた小林流

今でもたくさん打たれています。

では、白の対応を見ていきましょう。

①1間高カカリ

白の1間高カカリ
普通に打つなら1間高カカリでしょう。

対して黒は2間高バサミが有力です。

(1)黒の注文

一般的な進行

普通に飛んでみます。

ここでもし
白が打ちやすい図

黒が受けると、白4以下白は地を取ります。

右下には、ぴったりした攻めがないので
白も十分打てます。

しかし、黒には次のような好手があります。
黒の好手

露骨なノゾキが好手です。

黒3に回っては黒のペースですね。

これで、白の下辺への侵入を防げています。

白が入ってきても・・・
白の侵入は怖くない

黒は耐えています。

よって白は
普通の進行は黒が打てる

逃げなければならないのですが
地を取りながら攻めることができるので黒は満足です。

(2)白の工夫

白の工夫

ここに外すのが、白の工夫です。

黒はどう対処すればよいでしょうか。

1、受け【黒失敗】

受けるのは弱気な態度です。
黒失敗の図
この図は黒の好手を防いだ結果になっており
白の工夫が成功した図です。

また、このとき
黒崩壊の図

ノゾキは白の侵入を防げません。

この図はスミの地が大きく、白満足です。

よって、受けは失敗です

2、反発その1【黒失敗】

黒失敗の図

ケイマで打ってみます。
対して白は
白満足の図

この図は白が黒地を固めたというよりも
黒が白を強化したと見るのが普通です。

その理由として、先ほどの白成功の図よりも
右辺の黒1子が孤立しているのがおわかりでしょう。

よって、ケイマも失敗です。

3、反発その2【黒成功】

黒の正解手

なんとも冷静な、この1間トビが最善の反発です。

もし白がつながろうとすると
白失敗の図

この図に戻ってしまいます。

なので、白も反発して
古くからの定石

ここまでが、昔からある定石です。

ただし、私の感覚ですが白がやや薄く
このあとの打ち方が難しくなることが多いです。

ちなみに、スミですが

このあたりに味が残っているので
黒も悩ましいのは同じです。

4、反発その3【黒失敗】

黒の反発手

これはすごく難しいです。

結論は、白満足です。

変化図を下に載せます。
黒の反発に対する白の応手

このあと・・・
結果図

黒はデギリしかありませんが
攻め合いは白勝ち
振り変わりも白良しです。

よって、このツケは反発としては黒失敗です。

反発としては2が最強ですので
以上より
白の1間高ががりは黒有利になります

②オオケイマカカリ

大ケイマカカリ定石

以上のことを踏まえて
最も打たれるようになったのがオオケイマカカリです。

簡明策に見えますが
恐ろしい変化を含んでいるので注意です

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(1)受け

流行りの定石
このような進行が予想されます。

ここで、黒から上手い手があります。
小林流19.png

この手筋の詳細は、誰でも使える囲碁布石のワンポイントをご覧ください。

では、白がこちらにひらくと
白はのびのびした定石

ここで、黒は二つの選択肢があります。

1、一般定石

良く打たれる定石

一般的な定石ですね。
ここで白4を省くと
白崩壊の図
白は傷だらけになってしまうので
注意が必要です。

2、古い定石

古い定石

これは下辺の模様を意識した手です。

白にも右辺に地を与えるため
思い切った作戦といえるでしょう。

今回はここまでです。

次回はハサミについて詳しくみていきます
おたのしみに

今日の問題
次の一手をA、B、Cから一つ選んでください(黒番3分で初段)
正解するとブログランキングに飛びます
16.png
↓正解をクリックしてね↓
A
B
C

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