芝野虎丸快挙!中国メディアの反応は?全訳付き

2018-05-13

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こんにちは
yukiです。

嬉しいニュースが入ってきましたね!
18歳の芝野虎丸七段が、中国のエース、世界1位の柯潔九段を倒して日中竜星戦、日本勢初の勝利を収めました

本来ならば

棋譜解説!
なぜ芝野虎丸は強いのか!

などやってみたいのですが
正直、他の方々がたくさん解説して下さっているので、そちらにお任せしましょう(╹◡╹)

今回わたしが紹介するのは

『中国メデイアからみた芝野虎丸』
というテーマです。
趣味の中国語を活かして、記事を訳してみました。

では、早速ご覧ください^^ ^

2018/5/3追記
訳の一部に誤りがあったため訂正しました。
申し訳ありません。

第4回日中囲碁竜星戦優勝者対決が、天元囲碁スタジオで閉幕した。

結果は日本の新星、芝野虎丸七段が柯潔九段に白番中押し勝ちをおさめた。
大衆の予想に反して、日本がこの対決初勝利を挙げた。
白は序盤から意気揚々とした攻め一筋に懸けた戦術で、黒はなす術無くみえた。

お互いに探り合う中、白が率先して戦いを仕掛け、黒がそれに応じた。

上辺の戦いでの黒65のハネは白に咎められ、敗局の序奏を奏でることとなった。

その後の黒75は白に出られて直接的な敗着である。

白は優勢の中でも怠りはなかった。

右辺のコウ材に対しても全く譲らず、相手にどんなチャンスも与えなかった。

最後、黒は一か八かの勝負に出て白を攻めたが、それでも勝機を掴むことはできなかった。

日本の囲碁将棋チャンネル株式会社の社長であり、東北新社の取締役でもある、岡本光正さんは両者の対戦が決定した時に

『第4回日中囲碁竜星戦優勝者対決は日本でかなりの盛り上がりを見せています。
日本人は夢をみるのが好きです。もしも柯潔さんが芝野虎丸さんに金星を許すことがあれば…
それはそれでとても面白いことになるでしょう』

と言っていた。

結果として、これは予言となった。
今回の日中戦で、みなさんは『面白い』出来事に出会っただろう。

柯潔九段は対局後のインタビューに応じて

『今日の相手はとても良く打てていた。
完敗です。

帰ったら対局を通して負けの原因がどこにあったのか探ります。
布石では自分が少し良くなかったかもしれないし、後半の相手には全くミスがありませんでした。

芝野虎丸さんは強い。今後は彼のような若手に注目していきたいです。』
とコメントした。

対局日程がタイトであることが自身の状態に影響しているかと質問された時に、柯潔九段は

『今の成績は理想ではありません。もっと努力して、自分の調子を良くしなければいけません。

対局日程は自分の調子にあまり影響しません。
囲碁的な調子が問題なのです。』

と回答した。

最後に『他の人にどう言われようと、自分の碁を打つことが大事です。』
とコメントして締めくくった。

優勝者の芝野虎丸七段はインタビュー時、恥ずかしそうにしていた。

彼はこの対局で勝つことができたのは柯潔九段の調子が良くなかったためだと思っているようである。

とはいえ自分でも勝てたことは嬉しく思っており、今後の好成績のきっかけとなるだろう。

さらに
『これは自分の人生で最も嬉しい一勝です。』
とコメントしている。

今回の成績によって自分への自信を更に高め、後輩たちと切磋琢磨し、
打倒世界チャンピオンへの道を歩んでほしいものである。

表彰式は中国棋院にて行われた。

中国囲碁協会会長の林建越さんと北京囲碁基金会理事長の華以剛さんは優勝した芝野虎丸七段の健闘を讃えた。

日本の囲碁将棋チャンネル株式会社社長で東北社取締役の岡本光正さんは準優勝の柯潔九段を表彰した。

日中竜星戦優勝者対決歴代優勝者(左)、準優勝者(右)
敬称略

第1回 古力 河野臨
第2回 柁嘉熹 結城聡
第3回 芈昱廷 一力遼
第4回 芝野虎丸 柯洁
(編集:望一、訳:yuki)

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いかがだったでしょうか?

中国の戦略的教育システムに
『狼を育てる』
という項目があります。

これは、自分たちで世界を独占するのではなく
強力なライバルを国外に作ることで、切磋琢磨してより強くなる、というものです。

ここ数年は中国棋士の活躍が目立つ囲碁界ですが
狼となるのは芝野虎丸なのか
それとも他の棋士なのか。

これからの日本囲碁界には一層期待が高まります。

芝野虎丸、一力遼さんが通っていたのは洪道場です。

言わずと知れた名門クラブの教育術について
こちらの本に記されています。
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読むとモチベーションアップにもつながる一冊です。

読者レビュー
満足度:★★★★★
洪先生は、現在活躍中の若手棋士を輩出している有名な道場を主催されていますが、その道場の一部始終を紹介している本です。
第1章 道場出身棋士
若手のホープ、一力遼八段、藤沢里菜女流名人、芝野虎丸七段 他、全15名の棋士に対する著者の所感と主に院生時代の対局棋譜を各々掲載

第2章 道場で教えていること
囲碁の勉強方法とその指針
囲碁界の代表的な棋士の棋風の紹介、著者の推薦棋書の紹介などシステム布石などの考え方や詰碁(死活)、ヨセの重要性の記述、基本的な死活やヨセや近年頻出の実戦死活問題など

第3章 道場のこと
洪道場の日常についての紹介です。
日頃実施している行事などもあります。
最後に著者自身についても書かれています。

特に第2章では道場での具体的な勉強法について紹介されています。例えば棋譜並べでの暗記の重要性とか、アマチュアでもためになる内容が多く、単なる棋書(詰碁、一手問題)も良いですが、横断的な視野から見て大変参考になると思います。(但し、本書の道場の勉強法はプロを目指すものなので、全て丸呑みするのは厳しいしその必要はないと思います。参考になることを自分なりにピックアップすれば良いです。)

本書を囲碁の勉強法に悩まれている方には、良い本と言えるでしょう。
詳細はこちらから

この対局の全棋譜は


棋譜再生からご覧いただけます。

トラおめでとう!!!

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