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定石・手筋

【囲碁定石】大ナダレ研究part1

今日はこのまえ後回しにしていた
大ナダレについてです!
現段階の研究では難解なうえにはっきり得するわけでもないので、打たれることが少なくなってきています

大ナダレ定石とは
大ナダレ定石です。
このような定石ですね。
今ではあまり打たれなくなった定石ですが、非常に面白い変化を含んでいます。

ぜひお楽しみください

①大ナダレ定石を避ける打ち方

黒の伸びです。
これは小ナダレ研究 を参照して頂けると、黒が利かされていることがわかります。

たくさん這ってよいのは4線以上と覚えておきましょう

②大ナダレ定石のまとめ

白の切りから難解な定石が始まります。
ということで、はねるのが気合。
これが超難解定石でお馴染みの大ナダレです
主に打たれるのは4通り。

内曲がり大ナダレ定石

内曲がり定石です。
1と曲げるのが内曲がり定石。
お察しの通り、内曲がりと外曲がりがあります。

よくある変化です。
切ってから曲がりが手順です。
このあとにパターンあるので、以下示します

内曲がり大ナダレ定石パターン1

定石パターン1です。
3のハネはコウ味を残したもので

隅は味残りです。
黒が隅を取ると、将来的にヨセコウになります

内曲がり大ナダレ定石パターン2

定石の変化パターン2です。

黒のツギにハネもあります。
白13まで1本道。
このあと

3のカケがかっこいいですね。

あるいは
やはりカケが急所のようです。
これが一般的です

内曲がり大ナダレ定石パターン3

穏やかな定石です。
ハイも考えられます

内曲がり大ナダレ定石パターン4

戦いの定石です。
空中戦が好きな方はこんなのも
不確定要素が多いため力が問われます

大ナダレは変化が難しいですが、
研究していくうちにこういう手筋があるんだなぁと、ひとり感心していました(笑)

大ナダレ自体、得すると断言できないので打たれなくなり

主流はここまで紹介したものばかりです。

ここから先はマニアックな定石です

(2)外曲がり大ナダレ定石

ポピュラーな大ナダレ定石です。
内曲がりよりも古い定石。
この形が主に打たれていましたが、呉清源先生が内曲がりを発見して以来大ナダレは減少したと言われています
白は切るのが手順です。
対して白は切る一手です。

このあと
一般的な定石です。
あるいは
定石の変化図です。
このような打ち方があります
はっきり言って、どちらも持ちたくないです(笑)

また
黒が隅を取る変化。
アテ1本で隅を取る変化もあります。

外曲がり大ナダレ定石の変化

続いて、ツケの変化です。
まだあります。
つけもなかなか有力な手ですが

白が有利の定石です。
これは白持ちの意見が多いようです。
黒は工夫して

黒は当てを打ちたいところです。
こうなれば黒のほうが白を圧迫しているので
アテを利かしたいところですが・・・・

しかし、白からうまい手筋があります。21
2のデがいい手順で
黒が無理なようです。

そこで生まれたのが次図

大ナダレ定石の大発見

黒の新手です。22
ここに切る妙手が発見されました
その意味は・・・

キリの意味です。23
あるいは

キリの定石の変化です。24
このような進行が一般的ですが次に

先ほどのように当ててみます。25
アテを打つことができます。

手順を変えて・・・
この時にキリが役立ちます。26
切っても事情が異なります。
キリの効果で4の曲がりが先手となっているため白の反発は成立しません。

さいごまで読んでくださってありがとうございます。
今までの全記事のまとめは記事のまとめページからご覧いただけます。

ABOUT ME
yuki
日々研究に追われる理系大学生。専門は脳科学。 趣味は囲碁と中国語。 性格はおだやかで人懐っこいと言われる。 詳しい自己紹介はyukiのプロフィールをご覧ください。

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